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注文住宅で税制優遇や住宅性能の高さから注目される制度が、長期優良住宅です。住宅ローン控除や金利優遇など家計面の恩恵に加え、世代を超えて住み継げる安心感も得られます。認定取得を判断する前に、制度の全体像と注意点を押さえておきましょう。
長期優良住宅とは、2009年に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に基づく認定制度をクリアした住まいです。国が定めた基準を満たし、数世代にわたって住み継げる質の高い住宅であることが特徴と言えます。
戸建住宅で求められる認定基準は次の8項目です。
このうち災害配慮は2022年の法改正で必須項目に加わりました。基準は設計段階から計画的に取り入れる必要があるため、依頼先選びの早い段階で意向を共有することが大切です。
長期優良住宅では年末ローン残高の0.7%が13年間控除され、対象限度額は5000万円に拡大されます。一般住宅の3000万円と比べて優遇幅は大きく、借入額が大きい世帯ほど恩恵を実感しやすい仕組みです。
住宅ローンを使わず自己資金で建てる場合は、掛かり増し費用の10%(最大65万円・1回限り)を所得税から差し引く投資型減税が選べます。住宅ローン控除との併用は不可である点に注意してください。
参照元:長期優良住宅とは?メリット・デメリットは?減税、住宅ローン金利、補助金など後悔しないために知っておこう!(SUUMO)(https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_knowhow/cyokiyuryojutaku_demerit/)
いずれも適用期限が定められた措置のため、契約や着工のタイミングに合わせて最新の期限を必ず確認してください。
参照元:長期優良住宅とは?メリット・デメリットは?減税、住宅ローン金利、補助金など後悔しないために知っておこう!(SUUMO)(https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_knowhow/cyokiyuryojutaku_demerit/)
申請費用は技術審査・認定手数料で5〜6万円程度、書類作成代行を含めると合計で20〜30万円程度が目安となります。高性能な構造部材や設備の採用、工期の長期化に伴って、建築コスト自体も一般住宅より割高になりやすい傾向があります。
初期費用は負担になる一方、長期的な資産価値の維持や災害耐性の確保という観点では、必要な投資とも捉えられます。
参照元:長期優良住宅とは?メリット・デメリットは?減税、住宅ローン金利、補助金など後悔しないために知っておこう!(SUUMO)(https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_knowhow/cyokiyuryojutaku_demerit/)
認定取得後は、申請時に提出した維持保全計画に沿って定期点検と修繕を行う義務があります。台風や地震といった災害後の臨時点検も求められ、点検記録の作成・保存も欠かせません。
維持管理を怠ると認定が取り消される可能性もあります。資産価値を保つための投資と捉え、メンテナンス計画を建築依頼先と早めに共有しておくと安心です。
長期優良住宅の認定は、原則として着工前に取得する必要があります。手続きの流れは次のとおりです。
実際の手続きは設計会社や工務店、住宅会社が代行するケースが一般的です。長期優良住宅の建築実績が豊富な依頼先を選ぶと、書類作成や審査がスムーズに進む傾向があります。
長期優良住宅は、税制優遇や金利メリット、世代を超えた資産価値の維持といった経済面・暮らし面の利点が大きい制度です。一方で初期費用やメンテナンスの手間も伴うため、家族の資金計画やライフプランと照らし合わせる姿勢が欠かせません。プラン作成前の早い段階で、認定実績のある建築会社へ相談することが、後悔しない家づくりの第一歩となります。
| 参考価格 (坪単価) |
46.0万円 ~ 79.0万円(※1) |
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| 参考価格 (坪単価) |
要問い合わせ |
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| 参考価格 (坪単価) |
要問い合わせ |
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※1 参照元:SUUMO(https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_117780/)2025年2月18日時点
※2 参照元:グランハウス公式サイト(https://granhouse.co.jp/magazine/hiraya_case100/)2026年3月10日時点